つつがある日々:コトトイ茶屋
2009-02-26T14:01:40+09:00
lusin
Keisuke Otsuki
Excite Blog
コトトイ茶屋のお知らせ : 高遠菜穂子さんトーク
http://sawa.exblog.jp/10405896/
2009-02-25T14:25:00+09:00
2009-02-26T14:01:40+09:00
2009-02-25T14:26:21+09:00
lusin
コトトイ茶屋
3月のコトトイ茶屋のご案内です。
今回は、イラク支援を続ける高遠菜穂子さんがゲストです。
トークの内容は、高遠さんが 「今いちばん話したいこと」 です。
その後、いつものように参加者交え、
ざっくばらんにやりとりしたいと思います。
ご存知、高遠さんに対してはイラクでの人質事件で、
あちらからこちらから、様々な声が投げかけられました。
「それでも」、高遠さんは今も支援活動を続けています。
なぜに、何を、どのように、遠いイラクに対して、
そして日本で、高遠さんは続けているんでしょうか。
高遠さんのブログの最近の記事。
とても興味深かったです。
僕自身、聞きたいことがたくさんあります。
ではみなさま、ぜひ気軽に茶屋にお越しくださいませ。
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【日時】 3月6日(金) 19時00分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
Tel&Fax 03- 5386- 3176
HP はコチラ、地図はココ
【参加費】 1000円 (1ドリンク込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
noahscafe☆qd.main.jp
(お申し込みの際は☆を@に変えてください)
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コトトイ・スライドトーク 村田信一さん
http://sawa.exblog.jp/9412988/
2008-09-01T20:29:50+09:00
2008-09-01T20:30:24+09:00
2008-09-01T20:30:24+09:00
lusin
コトトイ茶屋
コンゴ、ルワンダ、コソボ、チェチェン、パレスチナ、イラク、レバノン、シェラレオネ・・・などなど、村田さんは1990年以降、世界各地の紛争地の現場を撮影してきました。近年は戦争報道にとどまらない新たな表現で、紛争地の日常を撮影し続けています。
紛争地のイメージをひっくり返す写真の数々。
パレスチナ、イラクの写真のスライドショー上映に続き、村田さんのトークを行います。紛争地の激しい現場 と向き合ってきた村田さんは今、何を思い彼の地の日常を写しているんでしょうか。
ぜひぜひ、写真を見に、村田さんの言葉を聞きに、遊びにきてくださませ。
村田さんのHPはコチラ
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【日時】 9月12日(金) 19時00分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
HP はコチラ
【参加費】 1000円 (1ドリンク・つまみ込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
noahscafe☆qd.main.jp
申し込みの際は☆を@に変えてください)
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コトトイ茶屋: エノアールカフェの夜
http://sawa.exblog.jp/8667702/
2008-05-27T11:37:00+09:00
2008-05-27T11:41:36+09:00
2008-05-27T11:28:55+09:00
lusin
コトトイ茶屋
今回は、主催者ながらよくわかりませんが、楽しそうです。
【呼ぶ人たち】
○ 代々木公園のブルーテントに暮らし、そこでカフェ 「エノアールカフェ」 をひらき、
いろんな催しを楽しむ、アーティストの小川てつオさんといちむらみさこさんのお二人。
○ エノアールカフェを記録したビデオ作品、
その名も 「エノアールカフェ」 の監督の吉田卓史さん。
○ タイコを叩いて、ウクレレ弾いて、笛を吹いて、歌う人、平魚泳さん。
【すること】
○ ビデオ作品 「エノアールカフェ」 上映 (30分くらい)
○ 呼ぶ人たちのお話 (ビデオ作品「エノアールカフェ」 について)
○ 平魚泳さんのミニライブ
○ 呼ぶ人たち、再びお話 (エノアールとはなんぞや? など)
・・・そのあとは、酒飲みつつ自由にやりましょう。
上映するビデオ作品 「エノアールカフェ」 の紹介文をば、以下に。 ちなみに、この作品は東京ビデオフェスティバルに入賞したそうです。
「つい数年前まで400人近い人々が暮らしていた代々木公園のブルーテントコミュニティ。 そこに住むことを選んだ2人の若者がいた。彼らは公園に暮らす人々とともに「カフェ」 や「絵を描く会」などをひらきながらユニークな居場所を創り出していく。ところが公園 管理局は彼らに代替地への移転、もしくは公園からの退去を迫る。社会に生きる私たちが あたりまえに従っているルール。もしそれを外側から眺めたとき、一体何が見えるのか?」 そうそう、あと、いちむらさんの日記で、とても愉快な文章があったので、
それもコピペ。
「・・・ エノアールは、酔っぱらいも来ます。失礼な人も来ます。社会的立場が高い人も来ます。外国人も来ます。活動家も来ます。コジキも来ます。リーマンも来ます。教師も来ます。エロおやじも来ます。フェミも来ます。子供も来ます。そんな人達が集まって交流し、けして癒される所になるはずがありません。
最近のエノアールで今日はいいエノアールだったっと思える日は去年の春に一度だけあったきり(それは、学者と元テント村の住人がのびのびと飲んで酔っぱらって、公園のおしゃれカフェだと思って来てしまった女子がビビって、私は彼らに彼女の恐怖を伝え、彼女に「この人たち、怖くないよ〜」と伝える。エコロジストがそんなの気にせず太鼓をたたいて、土や木々と交流。それを元住人がみて、あんたなんでホームレスにならないんだと質問。エコロジストが輪廻とリサイクルについて語り、あちらでは酔っぱらった元住人が草むらで吐く。その人を学者が(この人、世の中じゃエライ学者)介抱。)。その時のようなエノアールは、会話がぐちゃぐちゃに入り交じって、それは遊園地みたいに、メリーゴーランドあり、絶叫マシンあり、ジャンクなものあり、といった具合に進みます。
そんなダイナミズムがエノアールであってほしい!」
(ブルーテント村とチョコレート)ではでは、みなさまぜひ遊びにきてくださいませ。
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【日時】 6月6日(金) 19時00分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
HP はコチラ
【参加費】 1000円 (1ドリンク・つまみ込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
noahscafe☆qd.main.jp
申し込みの際は☆を@に変えてください)
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コトトイ茶屋: 高尾山にトンネル、いらんでしょ!
http://sawa.exblog.jp/8560118/
2008-05-09T13:13:00+09:00
2008-05-10T17:46:11+09:00
2008-05-09T13:13:42+09:00
lusin
コトトイ茶屋
5月17日(土)のコトトイ茶屋のお知らせです。
今回は虔十(ケンジュウ)の会代表の坂田昌子さんをお招きしての、
高尾山にまつわるお話です。
都民の僕にとって高尾山は、、小さい時から遠足で、デートで、
友達と御来光を拝みに、一人でふらりと、子連れでわいわい、と足を運び、
度々お世話になっている、とても大切な山です。
わずか標高599mながら、おどろくべき自然の豊かさをほこり、
ミシュランの日本ガイドで、なんと富士山や京都、厳島神社とならび、
3つ星になっています。
その高尾山を今、直径10メートルの穴が二つ貫こうとしています。
20年以上前に計画された、圏央道計画のためのトンネル工事です。
この工事が続くと・・・
豊かな水を含んだ水脈が断たれて、沢が涸れ、滝が涸れます
そして、奇跡的な多様さの高尾山の生物種が、
大きなダメージを受けると言われています。
(高尾山の植物種は1321種、昆虫は約5000種で、
なんとイギリス本土の生物種数に匹敵!)
道路は必要。車は便利・・・。
でも、この道路は、宝のような高尾の森を削ってまで、
作る必要があるんでしょうか。
ちょっとした便利さや経済のために、
山や川、動物や植物には泣いてもらう、死んでもらう。
これからも、こういうことを続けていくんでしょうか。
ユニークな数々のイベントで、パワフルに高尾山の魅力を伝え、
その自然を守る活動を続ける坂田さんに、
現場からの、愉快な、驚きな、なるほどな、深い・・・お話をお聞きします。
きれいな高尾の森の映像を見つつ、ビールでも飲み飲み、
高尾の森に思いをはせてみませう。
高尾のピンチを知らなかった人も、ちょっと気になっていた人も、
ぜひぜひ遊びにきてください。
※虔十の会HP
※座っていいとも!工事だヨ!全員集合
工事現場への座り込み「和居和居デッキ」のレポート
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【日時】 5月17日(土) 18時30分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
HP はコチラ
【参加費】 1000円 (1ドリンク・お菓子込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
noahscafe☆qd.main.jp
申し込みの際は☆を@に変えてください)
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イカとヒトとよだかの星 ~コトトイ茶屋のお知らせ~
http://sawa.exblog.jp/8140510/
2008-03-09T10:21:00+09:00
2008-03-11T17:41:00+09:00
2008-03-09T10:21:41+09:00
lusin
コトトイ茶屋
3月のコトトイ茶屋は、ちょっと趣向を変えて、ゲストなしです。
本来の 「コトトイ」 の看板に沿い、いくつかの問いを肴にみなで四方山話を。
「問い」は参加者からの持ち込み大歓迎です。
一応、大まかな土俵としては、茶屋で取り上げてきたテーマに関わることを・・・
支え合う社会、自然と折り合いをつけていく取組み、かつての日本の戦争、
遠くの戦争と日本の私の関わり、持続可能な農、つなげる 「場」としての店、etc....
要は、けっこう何でもアリです。
一見かけはなれてることも、根っこではつながってるかも。
まずはみなで 「問いを立てる」 場になるやもしれません。
適切な問いを立てるという作業は、答えを出すより大切かも、と思ったりもします。
今までのコトトイでひっかかっていた・興味深かったことをほじくり返すの一興です。
一応、茶屋からも問いを用意しようと思いますが、その元本をば。
「イカの哲学」 という、珍妙なタイトルの本。
書名からはさっぱり分かりませんが、内容は一風変わった平和論。
深くうなずくところあり、納得できんところあり、突っ込みどころあり。
いずれにせよ、とても興味深く、読み易いので、
話し合いのとっかかりにバッチグーです。
もう1冊は 「よだかの星」。
言わずもがなの宮澤賢治の不朽の名作です。
どちらも、問うているのは、なにか特定の「~問題」ではなく、
多くのことの根っこの部分の「なにか」 です。
というわけで、正論や正解などは求めずに、
問いや思いを場に出し合いつつ、大いに脱線しつつ、
今回は今まで以上にゆるゆるとやりたいと思います。
問いの持ち込み大歓迎。
ついでに酒やつまみの持ち込みも大歓迎。
とりとめもない大きな問いを、みなで言問ふ場にしたいと思います。
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【日時】 3月23日(日) 17時00分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
HPはコチラ
【参加費】 1000円 (1ドリンク・お菓子込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
noahscafe☆qd.main.jp
申し込みの際は☆を@に変えてください)
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『イカの哲学』 中沢新一・波多野一郎 著
特攻隊の生き残りで、戦後スタンフォード大学に留学した在野の哲学者波多野一郎が、一九六五年に少部数のみ出版した書「イカの哲学」。学生時代からこの作品に注目していた中沢新一が、そこに語られている二一世紀に通じる思想を分析し、新しい平和学、エコロジー学を提唱する。イカが人間とコミュニケーションがとれたら、という奇想天外な発想から、人間同士だけではなく森羅万象と人間との相互関係にまで議論の範囲を広げ、本質的な意味での世界平和を説く。 (内容紹介より)]]>
1月のコトトイ茶屋のお知らせ
http://sawa.exblog.jp/7913297/
2008-01-08T00:46:00+09:00
2008-01-08T07:07:55+09:00
2008-01-08T00:46:41+09:00
lusin
コトトイ茶屋
さて、2008年のコトトイ1発目のテーマはイラク。
「 そうだ、ハラさんに聞いてみよう ~イラクの今と日本の関わり~ 」
というわけで、お迎えするゲストは原文次郎さんです。
原さんは、JVC(日本国際ボランティアセンター)、その後は国際協力銀行(JBIC)のスタッフとして、現地でイラク支援に深く関わられてきました。
そもそもイラク戦争って何だったんですか?
日本はイラクに何をしてきたのか、これから何をすることになるのか?
一体全体、今、イラクでは誰と誰が戦ってるの?
今更ながら、「人道支援」で人は救えるのか?
・・・NGOと政府機関の双方でのイラク支援の経験を持つ原さんからは、イラクの現状、そして日本の関わり方についての、とて~も貴重なお話が聞けることうけあいです、ホント。原さんは現在、在ヨルダンです。コトトイ当日は、帰国直後のほくほくのお話をしていただきます。
「今、ひどく大変そうなのは分かるが、実際、何が何やらよう分からん」イラク。
原さんのお話を聴きに、さらにあれこれ訊きに、みなさま気軽にあそびにきてくださいませ。
※いつものように、コトトイ終了後、そのまま裏コトトイへと移行します。
ご都合つかない方は、そっちに飲みにくるだけでも無問題です。
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【日時】 1月19日(土) 18時30分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
HPはコチラ
【参加費】 1000円 (1ドリンク込み)
★ お申し込みはお名前・ご連絡先を明記の上、
NOAH'S CAFEまでメールにてご連絡ください。
定員は25名です。お早めにどうぞ。
noahscafe☆qd.main.jp
申し込みの際は☆を@に変えてください)
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師走のコトトイ茶屋 + 忘年会
http://sawa.exblog.jp/7830690/
2007-12-16T23:59:00+09:00
2007-12-17T00:26:17+09:00
2007-12-17T00:18:23+09:00
lusin
コトトイ茶屋
ここでも何度か告知させてもらっていますが、近所のカフェでコトトイ茶屋というイベントをやっています。おかげさまで毎度、満員御礼、大盛況です。
先月は、僕がパレスチナの話をさせてもらいました。
いろいろな立ち位置から見た彼の地での出来事についてお話をしつつ、現地の映像とともに、僕が現地で考えたこと・感じたことも投げかけさせてもらいました。参加者の皆さんにも、ざっくばらんに感想やご意見をいただき、いろいろと気づかされることが大でした、ほんとに。
また、イベント終了後に引き続きの 「裏コトトイ」では、パレスチナビールを飲みつつ、あれやこれやに大いに盛り上がりました。毎度参加してくださる皆様、本当にありがとうございます。
で、今月師走は一休み、忘年会にしようかと考えていたのですが、いつの間にか話が膨らみ、またイベント(+忘年会)という形になりました。
以下、ご案内です。
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12月のコトトイ茶屋+忘年会のお知らせ
今回は、いつも裏方キッチンでコトトイを支える 店主ミホさんを引っ張り出して、語ってもらうことにしました。
「 ノアズカフェのつくられ方 ~店主ミホ・全部ぬぎます、語ります~ 」
紆余曲折ありつつも、ミホさんがきりもり育ててきたノアズカフェ。 そこは、涼しい顔したミホさんの、熱~い想いが詰まった場所です。フェアトレード。本。音楽。楽しむ場をつくりあげていくこと。人と人が出会う場を提供すること・・・。
そして近頃は、今後のノアズカフェの身の振り方を深く思案中、 との情報も入手しました。 日替わり店主プロジェクト(仮?)も静かに進行中らしいです。 週イチ店主、募集中のようです。
というわけで、さまざまな試みを続けるノアズカフェの来し方、場づくりの楽しさ・大切さ・店主の苦労、そして何よりも、お店のこれからめざすところ・・・ などなど語ってもらいつつ、みなさんからもあれこれご意見・アイデア頂戴したいのです。
また、ミホさんの話に先立ち、エコレッジの活動に関わる山本ペロさんからも興味深いお話をしていただくことになりました。
「これからは『店』だ! ~都市型エコビレッジ、都会で 『店』 に出会うの巻 ~」
都市の中でのエコビレッジの拠点としての「お店」について、これまでペロさんが勤めていたお店での経験や、「インフォショップ」というあり方とからめてお話していただきます。う~ん、とても楽しみ。
そしてそして、先日のイベントでも心にひびく歌を聴かせてくれたさっちゃんこと加藤幸子さんが、ノアズでもオリジナルソングを歌ってくれることになりました!
さっちゃんの歌声で、この一年の禊をさせてもらおうと目論んでます。
というわけで、たっぷり忘年しましょう。
コトトイというか、NOAH'S CAFEの忘年会てなかんじで、ぜひみなさま遊びにきてくださいませ。
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【日時】 12月21日(金) 18時30分~
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
※ 地図などの情報は、お店のブログにあります。
【参加費】 2000円(料理と1ドリンクがでます)
ちょっとしたおつまみ一品、もちより大歓迎です。
★ 参加ご希望の方は、メールにて事前にご連絡もらえると助かります。
noahscafe☆qd.main.jp
(実際にメールを送られる際は☆を@に変えてください)
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コトトイ茶屋のお知らせ: キューバ
http://sawa.exblog.jp/7481146/
2007-09-23T08:37:45+09:00
2007-09-23T08:37:45+09:00
2007-09-23T08:37:45+09:00
lusin
コトトイ茶屋
前回はうかうかしてたら、直前の告知になってしまいました。にもかかわらず、さらにうかうかしてたら定員をオーバー、狭い店内、ちょっときつかったですが、大盛況でした。
3回目となる今回のお話の舞台は「キューバ」です。 キューバといえば、何を思い浮かべるでしょうか。・・・ゲバラ。 サルサ。 カストロ。 ラム。 「ならずもの国家」。・・・とにかく何かと魅力的な国ですが、今回焦点を当てるのは、キューバの農業と医療です。
「?」と思ったあなた。
実はキューバは、知る人ぞ知る、都市農業と医療福祉の分野では独特の取り組みを続ける、世界トップレベルの先進国なのです。今、世界がキューバから学ぼうとしています。今回は、そのようなキューバの事情に詳しい吉田太郎さんをゲストにお迎えします。
社会主義陣営であったキューバは、かつては旧ソ連からの支援によって財政が支えられていました。しかしソ連崩壊後に支援はストップ、さらに泣きっ面にハチ、アメリカは経済封鎖を強めます。キューバは全輸入物の8割以上(!)を失い、多くの餓死者を出しかねない未曾有の危機に直面します。食糧、医薬品、発電のための石油、自動車のための燃料・・・すべてが欠乏する中で、キューバが生き残りのために選んだのは、「都市を耕す」という道、環境と調和した社会への転換でした。
果たしてキューバは一人の餓死者もだすことなく国難を乗り切り、今や人口220万人の大都市・首都ハバナは、有機農業で野菜を完全自給するに至っています。そして、危機を好機に変えたキューバは、世界有数の、環境と調和した「持続可能な社会」を築きつつあります。
吉田さんは著書に書かれています。 「今、世界はグローバリゼーションと新自由主義経済による国際分業に翻弄されているが、地球は生態学的に見ると「閉鎖系」である。石油やそのほかの地下資源もいずれは枯渇することを考えれば、ハバナ市民が経験したような出来事は、日本を含めて世界の都市がやがて直面するような事態であるといっても良い。キューバは特殊な政治状況下で、少しだけ早く地球の未来を経験してしまったともいえる」 (「200万都市が有機野菜で自給できるわけ」築地書館)
自給する大都市。それはどのようにして可能になったのでしょうか。
前回のコトトイ茶屋「なつかしい未来」のテーマでもあった、「持続可能な社会」に向けて、キューバには、すでに出された結果があります。日本とは社会背景が大きく異なるとはいえ、そこにはたくさんのヒントがあるはずです。
吉田さんはキューバの医療事情に関する著書もあります(「世界がキューバ医療を手本にするわけ」築地書館)。 書名そのままですが、キューバは世界に手本とされる、独自の取り組みを続ける福祉医療大国でもあるのです。国を挙げて、近代医学と伝統医療を統合するという、世界に例がないユニークな取り組みも進めています。
キューバの医療に関しては、マイケルムーア監督の公開中の新作、「シッコ」で美しく描かれているので、すでにご存知の方も多いかもしれません。ちなみにキューバの憲法には、「国民は無料で治療を受け、健康になる権利を持つ」「子供と女性の健康をとりわけ優先する」なんていう素敵な条項があるそうです。
キューバのさまざまな取り組みを知るにつけ目からウロコ、あまりに美しいスローガンの下、「支えあう社会」「みなが豊かに生きられる社会」を作り上げていこうとする姿にシビレました。そうか、こういう社会も、本当にアリなのか・・・。
「21世紀最初の持続可能な社会」と言われるキューバの経験は、私たちはどういう社会をつくろうとしているのか、ということを問いかけてきてるみたいです。社会は勝手にこうなったのではなくて、一人一人の選択の結果(何も選択しないという選択もふくめて)、こうなっているんだということを、改めて思うのでした。
それではみなさま、コトトイ茶屋でお会いするのを楽しみにしています。
来られない方も、ご興味のある方はぜひ吉田さんの著書をごらんになってみてください。「シッコ」もマダの方はごらんになってみてはいかがでしょうか。 オススメ。
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【日時】 9月30日(日)13:00~16:00
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
※ 地図などの情報は、お店のブログ にありまます。(左下のNOAH'S CAFE INFO.に)
【参加費】 1000円 (1ドリンク込み)
【主催】 フェアトレードカフェ NOAH'S CAFE
★会場のNOAH’S CAFEは定員25人ほどの小さなカフェです。
参加ご希望の方は、事前にNOAH’S CAFEまでメールにて
ご予約ください。
※メール : noahscafe☆qd.main.jp
(実際にメールを送られる際は☆を@に変えてください)
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コトトイ茶屋のお知らせ 「ラダック・ネパールから見る日本の懐かしい未来」
http://sawa.exblog.jp/7287756/
2007-08-13T15:33:00+09:00
2007-08-13T23:22:14+09:00
2007-08-13T15:33:39+09:00
lusin
コトトイ茶屋
さて、日も近くなってしまいましたが、今月19日(日)、第2回コトトイ茶屋を開きます。今回のゲストは、「懐かしい未来ネットワーク」代表の鎌田陽司さんです。
鎌田さんはこれまでアジアの国々で、地域づくりや環境保全、教育、農業、伝統医療などに関わられてきました。現在は、「懐かしい未来」というキーワードの下で、日本での持続可能な社会のあり方を提唱し、実践のための取り組みも進めています。
今回鎌田さんにお話ししていただくラダックは、小チベットとも呼ばれ、ヒマラヤ山脈の西側、インド最北部に位置する標高4000メートルの乾燥地帯です。この地ではチベット仏教が篤く信仰され、助け合いの伝統や、地域に根ざした自然に対する知恵を生かすことで人々は豊かに暮らしてきました。
しかしこうしたラダックにも1970年代以降、「開発」「発展」が入り込みました。押し寄せる大波は、社会に大きな混乱を引き起こし、永く続いてきた自然や社会のバランスは脅かされていると言います。
ラダックが遭遇した巨大な流れは、いまや世界中を呑み込もうとしています。そして、遠く辺境の「援助され、開発される側」のラダックの経てきた変化と混乱は、ひょっとしたら、「援助し、開発する側」の日本や先進国の社会のあり方も映しているのかもしれません。
『チベット高原の「原始的な」文化が、私たちの産業社会の文化に対して何か教えるものがあるというのは馬鹿げていると思えるかもしれない。だが、私たちの複雑な文化をよりよく理解する基準が必要である。進歩が人々を大地から引き離し、人々を互いに引き離し、ついには自分から自己を引き離すのを、私はラダックで直接目にした。幸福だった人々が、西洋の規範にしたがって生活をはじめた時、静穏を失うのを私は見てきた。文化は人間の形成において、私が以前考えていたよりもはるかに重要な役割を果たすという結論に到達せざるをえなかった。』
(「ラダック 懐かしい未来」 ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著)
今回のコトトイ茶屋も映像を交えつつ、ラダック・ネパールの経験と、そこから学び、足元の日本の中での様々なつながりを取り戻すための取り組みを鎌田さんにお話いただきます。その後、ざっくばらんにビールでも飲み飲み、気軽に話し合えたらと思います。 何だか息苦しい日本の社会を、遠くラダックを通して見つめなおしてみるのも一興じゃないでしょうか。
ラダックやネパールが好きな人、忙しすぎる日本の社会ヘンと思ってる人、ヒマ過ぎて困っている人、海外支援に関わっている人、単にカフェのご近所の人、オルタナティブな社会に関心がある人、「懐かしい未来」にピンときた人・・・どなたでも、ぜひお気軽にお越しくださいませ。
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【日時】 8月19日(日)17:30~20:00
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
※ 地図などの情報はお店のサイト をご参照ください。
※ Mixiコミュはこちら
【参加費】 1000円 (1ドリンク込み)
【主催】 フェアトレードカフェ NOAH'S CAFE
★会場のNOAH’S CAFEは定員25人ほどの小さなカフェです。参加ご希望の方は、事前にNOAH’S CAFEまでメールにてご連絡いただけると助かります。
※メール : noahscafe☆qd.main.jp
(実際にメールを送られる際は☆を@に変えてください)
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「コトトイ茶屋」 のご案内
http://sawa.exblog.jp/7044894/
2007-07-02T14:52:00+09:00
2008-05-19T21:12:32+09:00
2007-07-02T14:52:33+09:00
lusin
コトトイ茶屋
( ~フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージプロジェクト~
BRIDGE FOR PEACE 代表)
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【日時】 7月14日(土)19:00~20:30
【会場】 NOAH'S CAFE
〒164-0002 東京都中野区上高田1-34-1
※ 地図などの情報はお店のサイト をご参照ください。
※ Mixiコミュ http://mixi.jp/view_community.pl?id=2255264
【参加費】 1000円 (1ドリンク込み)
【主催】 BRIDGE FOR PEACE / 茶屋世話人 オオツキ / フェアトレードカフェ NOAH'S CAFE
★会場のNOAH’S CAFEは定員25人ほどの小さなカフェです。参加ご希望の方は、事前にNOAH’S CAFEまでメールかFAXにてご連絡いただけると助かります。
※メール : noahscafe☆qd.main.jp
(実際にメールを送られる際は☆を@に変えてください)
※TEL&FAX : 03(5386)3176
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■コトトイ茶屋・ 第1回のゲストは神直子さんです■
神さんは、フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージプロジェクト “BRIDG FOR PEACE”を主宰されています。かつての戦争でフィリピンに渡った元日本兵と、被害にあったフィリピンの人々の現在の想い、そして戦後も今に至るまで私たちが目をそらし続けてきた「何ものか」に目を向け、耳を傾ける、若い世代からの貴重な活動です。当日は、これまで撮影された元日本兵とフィリピンの方々のインタビュー映像も上映します。
たとえ60年以上前の事であったとしても、当事者たちの心の中には、今もなお癒える事のない傷として残っていると言います。戦争にまつわる、途方もなく大きな問いを投げかける活動ですが、神さんのやわらかい人柄とアプローチは、ムズカシすぎるはずのメッセージをすっと心に届け、様々なことを気づかせてくれます。
『フィリピン産のバナナをスーパーで見たとき、あなたは楽園のような暖かい
フィリピンを想像するでしょう。しかし、昔私たち(日本人)は戦争によって
その楽園(バナナ)を侵食していたのです…。』
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■ 茶屋世話人より コトトイ茶屋のご案内■
紳士淑女その他の皆様、こんにちは、こんばんは。お元気でしょうか?
突然ですが、娘がこの春、小学校に入学しました。で、何かと、かつて自分が小学生だった頃と今を比べるんですが、なんか世のなか、あの頃と比べて息苦しいなあ、とつくづく感じます。大体、昔はランドセルに防犯ブザーなんてぶら下げてませんでしたもんねえ。
一方、マスメディアなどは日々、国内外あれやこれやの「問題」を放り投げ、原因やら対策やらが語られ叫ばれ、せわしなく「犯人捜し」が繰り広げられていますね。なにやら世知辛い世のなかです。
で、そういう「問題」ってのは、難しいこと、面倒くさいこと、遠すぎてまるでピンとこないこと、近すぎて都合の悪いこと、「仕方がない」こと、辛くて見たくないこと・・・と相場が決まってて、私なんかは気づかぬうちに適当にスルー、もしくは臭いものにはフタ、を試みてたりします。一人で向き合うには、あまりに相手が悪いんですね、そういう「問題」ってのは。
・・・だけど、です。
実は何だかちょっと気になる、ひょっとしたら、とても大切なのかもしれない、あんなコトやこんなコト。自分と社会を取りまき、息苦しくさせている、つかみどころがない、アレコレ。
もちろん、自分が生きる社会は居心地の良い場所であってほしいんですが、そのアレコレは、自分が目をつぶったところで消えて無くなるわけじゃあありません。カンガルーは敵に襲われると地面に頭を突っ込み現実逃避するとか聞きますが。
まあとにかく、私たちは、一人ではとうてい解決できない大きな問題を前に、耳を傾けること、問うことすら諦めてしまいがちじゃないでしょうか。そもそも自分が何を感じているかすら、分かったもんじゃないです。大体、そんな面倒なこと話す場所、ありません。そうして、「ちょっと気になった」 ことは、目を向けられることなく、押し殺され、心の中に沈んでいくのかもしれないな、なんて思います。
で、ユルい頭に喝を入れつつ、こう考えるわけです。
そんな面倒で大きなアレコレを前に、ひとり途方に暮れてしまうのではなく、一人で取っ組み合おうとムチャするでもなく、見えないフリを決め込むでもなく・・・
人々とひざを交えて、率直に自分たちが 「どう考えるか」、「どう感じているか」 をシェアし、受け入れること。 そして願わくば、「私たちに何ができるのか?」 と問いかけること。どんなに小さくても、本来はごく当たり前なはずのそのことから、何かが始まるんじゃないか、そこから始めるしかないんじゃないか、と。
そんなわけで、気軽に想いやコトバを交わし、皆で大きな問いを問う、そんな「言問い」の場として、「コトトイ茶屋」なんてのを始めることになりました。
ハコは、東京は中野のフェアトレードカフェ・NOAH’S CAFE 。居心地いいです。
コーヒー紅茶、あるいはビールでも飲み飲み、気楽に、ちょっとマジメに。
白黒つけるの急がずに、「解決」などとムチャなことは目指さずに。
それでは、長くなりましたが、第一回 「コトトイ茶屋」にて、皆さまが遊びに来られるのをお待ちしております。
コトトイ茶屋 世話人 オオツキ
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