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2008年 08月 07日
先日、赤子が産まれました。
女・女ときて、3人目は、待望の男児でした。 出産した産院は、自然なお産というか、変わったお産というか・・・とにかく、ユニークな産院です。下の娘に続き、お世話になるのは2度目。妊婦は、安産のためにかなり走り込み・・・ではなくて歩き込みをさせられます。まき割りまではしませんが(するところもある)。 事前に赤子の性別は教えてくれず、妊娠中は3姉妹の父親になる姿しか思い描けず、思いつく名前もかわいらしい女の子の名前ばかり。が、出てきたのは思いもよらずの息子で、喜びもひとしおです。娘とではきっとできない、あんなことや、こんなことを・・・と妄想炸裂中。 ところで、出産にはお姉ちゃん二人も立ち会ったのでした。かなり迷ったんですが、最終的には、まあいいか、と。なぜ迷ったのかというと、うまく言えないんですが、命が誕生する時てのは、同時に 「あっち側」 の世界への扉もぱっくりと口を開けた状態のような気がして、小学生のお姉ちゃんはともかく、かなり多感な6歳の妹の方が、強烈な何かに当てられるんじゃないかとちょい心配だったのでした。でも、たぶんもう二度とない機会だし、本人らも 「見たい!」 と言ってるし、できれば一緒にという思いが勝り、よく分からないリスクについては、「まあいいか」 と。 出産は、布団を敷いた個室で。特に下の娘は、張りつめた雰囲気に戸惑い、どうしていいのか分からんのか、苦しむ母親のそばで絵本を読んでたりしてたけども、時にお姉ちゃんと一緒に母親の手を握ったり、腰をさすったり、何やら話しかけたりと、かいがいしく母親を気遣っていた。 がしかし、やがて子産みも佳境に入り、母親が絶叫し出すと、娘らは案の定かなりビビって固まってきた。でも、そこで泣くでも取り乱すでもなく、ただならぬ空気にしんどくなったら、自分たちで勝手に避難、別の部屋に行って絵本を読み始めた。で、再びやって来ては、じーっと母親 (とおまけの父親) を神妙な顔つきで見つめ、また去っていく。 チビが騒ぐと、母親がお産に集中できずにかなり困ったことになるので、これは助かった。 3人目なのに予想外の難産で、昼に陣痛が始まって、一晩じゅう苦しんで、翌朝お天道様がだいぶのぼった頃に、最後はするっとお目見え。産まれた瞬間は、父も母も助産師さんもお医者さんも、お姉ちゃんたちの存在をすっかり忘れてしまっていて、直後に 「あ!」 と。 すぐに呼びに行き、ほやほやの赤子を抱く母親とご対面。 娘ら、「うわ~~・・・」 と、目を丸くして驚いていた。その顔が忘れられん・・・。そして僕が、ゴムチューブのようなへその緒を、恐るおそる、ちょっきんしました。その感触も忘れられん。 普通の病院だったら、検査だの体重だのと、生まれてすぐの赤子を母親から引き離して、その後に新生児室に入れてしまいますが、その産院は、出産後しばらく、母親は産まれたての赤子をゆっくりと抱きしめることができて、その後、処置をするとお医者さんと助産師さんは席を外し、部屋で家族だけの静かな時間を持たせてくれます。その時間は、つくづく、本当にいいものでした。お姉ちゃんたちは、驚きと喜びいっぱいに、ちっこい弟を見つめて、話しかけたり、恐るおそる抱っこしたり。ゆっくりと、家族の新メンバーを迎え入れたのでした。 というわけで、家族立ち会い出産、結果オーライです。 男の子の、娘とはまた全然ちがったかわいさが、日々たまらんです。
by lusin
| 2008-08-07 08:20
| 家族のこと
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