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2005年 04月 06日
ヨメさんが体調を崩す。 吐いたというから、子供らの「嘔吐下痢症」がうつったのだろうか。が、一瞬、彼女の中でつわり疑惑が浮上し、焦ったらしい。 さすがに、この時期の妊娠は、親戚一同に大顰蹙。 しかも、私は年始に誓いを3つひそかに立てたのだが、そのうちのひとつは「まだ3人目は作らない」であった。 こんな(一見)簡単な誓いも守れないようでは、今後の人生お先真っ暗・・・。幸い、妊娠ではありませんでした。
もう、明日にお別れなので、子供との時間がとてもいとおしい。今日は、上の子と二人で、バスに乗って哲学堂に桜を見に行った。 ほぼ満開。 桜は、いつも高揚感を誘うけれども、俺はいい年して、(いい年だから? 若いくせに?)あの花から感じるものは切なさの方が強いなあ。 特に、春に子供と別れるようになってからは。 ブランコや滑り台で一通り遊んだあとは、ドングリ拾いに付き合わされる。 「ほら、お父さんも拾わんね」 とケツをたたかれる。 ペットボトルがいっぱいになるまで集めると言うので、一緒になって必死に探す。ドングリなら何でもいいわけではないようで、帽子付きは高ポイントで、ほめられる。 ちょっとでも割れているものを入れているのがばれると、厳しく叱られる。 その後は、ドングリと葉っぱで、ままごと。 もう、一心不乱に、ひたすらドングリを拾う4歳の娘を見て、子供は何だか大人とは違う世界に生きているんだなあ、などとつくづく思う。 帰りのバスで娘が寝てしまい、抱っこして帰る。 家に向かいながら、この重さがいとおしいなあ、とずっと感じていた。 自分も、親にこんな風に思われていたのかいなあ、とぼんやりと思う。
by lusin
| 2005-04-06 20:52
| 家族のこと
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