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2009年 09月 22日
僕の古巣のTV番組制作会社はこれまで、ペシャワル会と中村医師に密着取材を続け、TVでドキュメンタリー番組を作り続けてきました。
ペシャワル会はもともとはパキスタン・アフガニスタンで医療活動を続けてきた団体ですが、2000年にアフガニスタンで旱魃が深刻化して以降、同国で井戸掘り・用水路建設を続けています。その事業はNGOの仕事としてははあまりにケタ外れで、同時に驚くほど素朴な動機と想いに貫かれています。 今回、その壮大な事業の記録がDVDとしてまとめられました。2001年から2002年にかけて1年間、僕が現地で取材した映像も多く含まれています。 日本では政権が変わり、アフガニスタンとの関わり方も変わろうとしています。日本とアフガニスタンの関わりの一つの大きな先例として、あるいは人と人の関わりの一つのあり方として、ぜひぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと思います。 アフガンに命の水を ~ペシャワール会26年目の闘い~ 干ばつのアフガニスタンに、それまで一木一草育たなかった荒れ野が豊な麦畑に変わり始めた場所がある。乾いた大地を緑に変えたのは、一本の用水路からの水だ。その用水路を拓いたのは数十人の日本人と多くのアフガン農民たち。そして、建設の陣頭に立ち続けるのが日本人医師、中村哲さんだ。NGOペシャワール会の現地代表として25年間、アフガニスタンとパキスタンで医療活動を続けてきた。 しかし、2000年から始まった大干ばつが中村さんの運命を変えた。水不足のため命を落としていく人々を前に、中村さんは「この状況を医療では救えない」と判断。命をつなぐ飲料水確保のため井戸を掘り始める。さらに農業の復活を目指し、2003年には全長24キロにも及ぶ用水路建設に着手。ここから中村医師と干ばつとの長く壮絶な闘いが始まる。素人ゆえの工法に関する試行錯誤、激しさを増す戦乱、過酷な気候、異文化との摩擦、数々の立ちはだかる壁を乗り越え、建設は進められてきた。着工から6年、この夏、完成の予定だ。既に一部通水を始めた水が乾いた大地に次々と緑を甦らせている。 一方で米軍と地元武装勢力の衝突は激しさを増し、空爆による被害者も後を絶たない。干ばつと戦乱で疲弊していくアフガンの人々を尻目に、未だ国際社会は“テロとの戦い”に固執し、軍隊の増派も進められている。だが、中村さんはアフガンの状況をこう喝破する。「ここで起きていることは政治の問題ではなく“パンと水の問題”だ。アフガンに必要なのは農業ができる環境であって、軍隊ではない」と。農業の復興こそが人々の平和な営みを取り戻すことができるのだ。 国際社会が“アフガニスタン”を巡り議論を繰り返す裏で、現地は一刻の猶予もない状況だ。中村さんは渾身の力でこの状況と闘い続けている。泥沼化するアフガン問題への一つの確かな“解”を示すために。 企画 ペシャワール会 制作 日本電波ニュース社 語り 菅原文太 定価 2500円 (税・送料別) お問い合わせ (株)日本電波ニュース社 FAX 03-5765-0540 / TEL 03-5765-6810 E-mail info@ndn-news.co.jp
by lusin
| 2009-09-22 19:13
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