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2008年 08月 04日
・・・んだけど、なんか話がかみ合わず、トホホな結果に。 トークって、難しいですね。 気心の知れた友人だし、作品中には正論がたくさん、なので、トークは僕が聞きたいことを聞いて、話したいことを話す、という気楽な感じでやろうや、ということだったんだけど、公開初日ということもあってか、レオさん緊張気味で、ブレーキの壊れた暴走機関車状態に。 まずいなあ、と思いつつ、なんとかしようとしたけども、力及ばず時間切れ。 しょっぱなの方で、僕が感じる 「ビリンの壁反対闘争の現場の、シュールさ、やりきれなさ」 みたいなことを投げかけたら、それをレオさんは、彼の地の日々のデモを無意味なものと批判されたと受け取ってしまったのかも。 だとしたら、そりゃマズい。あの闘争が無意味なら、この映画も無意味になってしまう。 レオさんとはパレスチナでもよく一緒にいたし、日本でもさんざん話してるので、そこらへんは十分納得済みのはずなんだけど、トークの場では通じてなかったなあ。 最後の方で、「大月さんみたいに、ビリンのデモを茶番とみる見方もあるだろうけど・・・」 て言われたし。 茶番・・・。言ってませんし、思ってません・・・(泣) 僕が言いたかったことの一つは、「敵」 同士が、あるいはいろいろな場所からやってきた人々が、様々な立ち位置で、それぞれの役割を担って、あの場でああいう形で出会うことの不思議さ、切なさ、やりきれなさ、そして何よりも、その中の可能性、みたいなもの。 ある意味での 「ショー」としての側面はもちろんあるし、そもそもそれは、デモの大切な側面だけども、参加者の勇気 (特にパレスチナ人の)は、本当に尊敬に値するし、そこから日本人が学ぶべきものはとても大きいと思う。そして、レオさんも、あの抵抗から日本が何を学べるのか、ということをきっと考えていると思う。 翌日、レオさんから申し訳なかった、との電話。 トークを聞いていた師匠と彼女にこっぴどくシメられたとのこと。でも、迷走したけど結果的に、監督の熱い叫びが出て、お客さんからしたら、良かったかも・・・どうだろう。 師匠いわく、「あれが初日でよかった」 「あれが大月くんでよかった」 だって。 あれが他のゲストだったら、失礼千万なことになっていた、だって。僕だったからよかった、ってのも・・・涙。 まあ、無問題です。 で、都合がつけば今度はちゃんと(?)、もう一回トークを、ということなので、またこりずにやると思います。 率直に言えば、基本的にインタビュー構成の、決して見やすい・分かりやすいとは言えない映画ですが、パレスチナとパキスタンを間違えてしまう貴方、ハマスとホモス、どっちが食べ物か分からない貴女、彼の地で何が起こっているのか、この映画を通してちょっと知るのも悪くないんじゃないでしょうか。ぜひ、足を運んでみてください。 にしても、パレスチナ。 いいかげん、そろそろ、きっと、何かが変わり始めてもいい頃だ。
by lusin
| 2008-08-04 11:49
| パレスチナ/イスラエル
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