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2005年 04月 24日
相部屋のヒデさんがガサゴソと動いている気配で、6時前に眼を覚ます。彼も今日エルサレムへ行くというので、一緒に行くことに。バスステーションから、1時間走り、ヨルダン川の国境に到着。ここで出国手続きを済ませ、イスラエル側の国境への連絡バスに乗り込む。
イスラエル側の国境では、荷物を預け、それがベルトコンベアーで建物の中に運ばれていく。それにしても、ここの係りのおっさんたちは、ほんとがさつだなあ。機材の入ったバッグを、ぽんぽん投げるな。 その後、通行者のチェック。「無愛想」では表現がやわらかすぎる、係員のお姉ちゃんが、通行するアラブのおばちゃんに命令している。口調は、あえて日本語に訳すと、こんな感じだろうか。 「そこで止まれ。 そこじゃない、下がれ。私はあなたに下がれと言っているの。 下がれ!!」 いくらなんでも、一国の玄関口の係官の態度、これはないよなあ。 パスポートコントロールは、いまだかつてない、スムースさ。やはり、表面上、とはいえ、和平機運にあるためだろうか。入国審査の後は、荷物検査。バッグを開けられ、所持品を丹念に調べる。カメラやノートパソコンなどは、個別に別室に持って行き、調べる。 ノートや本は、中に何が書いているか、丹念に見る。ここで、アラブ人の名前などが書いてあると、非常に面倒なことになる。 さらに、布切れを先端に着けた棒を、所持品にこすり付けている。 その布切れで、何かの反応を調べているらしい。初めは麻薬か、それとも火薬か、とも思っていたが・・・ひょっとして、生物兵器をチェックするための検査だろうか? 1時間半ですべて通過。 ちょっと、今までの経験上、あり得ないスムースさ。 今までは、最長8時間、平均でも4時間はかかってるのだが。 顔写真まで撮られたことがあるし。幸先が良いなあ。 エルサレムへのバスに乗り込む。一緒にいるヒデさんは、「出エジプトからローマまで」という、聖書ゆかりの地をめぐることを旅のテーマにしている不思議なおっさんで、かつて、修行中のイエスが、誘惑する悪魔と戦ったという、エリコのそばの砂漠の山を見て、激しく興奮していた。 確かに、好きな人にはたまらないのだろうな、かつてイエスが確かにいた、という場所は。 ちょうど正午に、エルサレム着。 前回、12月にエルサレムを後にした時は、雪が降るほど冷え込んでいて、寒さに弱い私は股引なしにはいられなかったが、今日はまさに「ベスト・シーズン」と言うにふさわしい陽気。 やっと、戻ってきました。
by lusin
| 2005-04-24 08:05
| パレスチナ/イスラエル
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