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2009年 07月 20日
ガザは結婚シーズン真っ盛りですが、
前回の続きの、Aの婚活遍歴。 一人目。 お相手のお宅に行ってびっくり、かなりの金持ちだった。 家族間の経済格差は結婚にとってマイナス、とAは考えている。 なので、中流に位置するAの一家からするとマイナス1ポイント。 さらに娘は頭にスカーフをしていなかった。マイナス2ポイント。 「スカーフをしないのであれば妻にすることはできない」 とAが率直に彼女に伝えると、彼女の返答は、 「堅いことは言わずに、それはおいおい話し合いましょう」。 これが駄目押しとなり、Aはこの話を丁重にお断りした。 二人目。 この娘は、ルックスも身だしなみも好ましかった。 だが、「将来は海外の素敵な場所に移り住んで、別荘を買って・・・」 などと、うっとりと夢を語り出し始めたと言う。 その後も、娘は非現実的な夢をAに披露し続けた。 なので、「生涯の伴侶にはふさわしからん」 と、またしてもAは丁重にお断りした。 「ここガザで、苦しいときを共に乗り越えていける、 現実的な思考ができる娘でなくては伴侶にはできない」 とのこと。まあ、そりゃごもっともなのかな。 三人目。 今度の娘は、あまり器量がよろしくなかった。 なのでこれまたAから断った。 彼は以前から、かなりの面食いなのだ。 スタイルの方も、「調和のとれた身体でなくては」 などとうるさい。 料理の腕前も、当然ながら要求が高い。 かなり強気な婚活を展開している。 四人目。 今度はなかなか素敵な娘で、「この女性こそ運命の・・・?」 とAは思ったのだが、彼女はまだ大学生で、 卒業までは結婚のことは考えたくない、とのこと。 ならばなぜ最初に断らなかったのかはナゾだが、 まあとにかく、Aの必死に説得にもかかわらず、 彼女の意思は固かった。 五人目。 これまた申し分のなさそうな女性だった。 ・・・が、一点だけ少々の気がかりが。 彼女には婚約を破棄された過去がある、とのこと。 それ自体はAにとってはさほど大きなことではなかったが、 婚約破棄の経緯について娘に聞いても、はぐらかすばかり。 どうも何かを隠しているようだった。 後に独自ルートで調べてみると、実は彼女には離婚歴があった。 もし最初に話してさえくれれば、それも致命的ではなかったのだが、 出会ってしょっぱなから隠し事をされたことが受け入れられずに、 結局Aの方から断った。 というわけで、なかなかうまくいかないもので、 いまだに嫁は見つからず。 だがAは遠い目をして言うのだった。 「次こそは、運命の人の予感がする・・・」 というのも、まったくの希望的観測ではなく、 6人目となる次の娘のことは、 すでにある程度の調べがついているのだ。 実は次なる候補は、Aの勤めている大学の学生さん。 Aは知り合いの職員に頼みこみ、大学のPCで彼女のデータをチェック。 顔写真を見ると、非常に美しい娘だったという。 さらにAは時間割も調べ、教室前で彼女を待ち伏せ、実物もチェック。 スタイルも物腰も声も二重マルとのこと。 専攻は物理、成績も優秀、と申し分がない。今のところ。 ということで、期待できそうか? が、以上はあくまで男性側のAからの視点。 当然ながら、女性側 (の主に家族)も同様に、Aを取り巻く諸条件を、 厳しい目で見定めていることだろう。 どうなることやらだが、「夏のうちにケリをつける」 とのこと。 婚約したら、未来の妻を紹介してくれるというので、楽しみに待っている。
by lusin
| 2009-07-20 17:06
| パレスチナ/イスラエル
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